ペイオフについて

ペイオフとは

ペイオフとは、英語の「Payoff」の意味で、金融機関が破たんした場合、「預金保険機構」が預金者に対して一定額を払い戻す制度のことです。預金保険制度は、国の制度で、預金保険に加入しているすべての銀行や金融機関が対象となり、該当商品には必ずその旨が明記されています。現在の保証額は1行につき、1000万円までとその利息となっています。

さて、ペイオフは70年代に制定された「預金保護法」に伴って誕生したシステムです。90年代にバブルがはじけると、日本では金融機関の破たんが相次ぎました。銀行に絶対的な信頼をおけなくなった国民の間には、金融不安が広がります。そこで政府は金融システムの混乱を避けるため、ペイオフを一時凍結、そして破たんした銀行の預金は全額補償していました(2002年3月まで)。2002年4月より「ペイオフ解禁」となり、保証額の上限を1,000万円までとし、1,000万円を超える部分については、破たんした金融機関の清算見込み額に応じて、各預金者へ分配されることになりました。

ペイオフが解禁されたことで、1,000万円以上の預金を持つ人たちは、完全に自己責任で銀行を選ぶ必要が出てきたわけです。一般人にとってはそんなに問題ではありませんが、数億円持っている資産家にとっては大変な事態です。