ペイオフについて

ペイオフの制度

多くの金融機関が経営破たんしたり、新しく銀行が誕生している昨今ですが、私たち預金者には、その銀行の経営状態などはあまりよくわかりません。まさか、と思うような金融機関が破たんし、社会全体に大きな影響を及ぼすこともあります。一般の預金者の目から見ても、自分の大事なお金を預けている銀行が破たんでもしたら、生活に大きな影響を及ぼすことになります。

かつて金融不安が広がったころ、預金の引き出し騒ぎがありました。その時に金融機関を信じられなくなってしまった年配の人たちは、現在でも「タンス預金」として、大量の現金を自宅に置いておくそうです。現在個人のタンス預金は、30兆円以上あると言われています。こういった現金は仰々しい金庫に入れておくと目立ってしまうので、隠し場所はタンスの奥ふかくや畳の下など。特に畳の下は、泥棒の人たちの格好の漁り場とか・・。やはり近くにある現金は安心ですが、現金価値が下がるインフレーション、空き巣、震災リスクなども高くなり危険です。また最近では振込詐欺などの被害など、金融機関を通せば防げたかもしれない事例も多くあります。やはり現金は金融機関に預け入れておくのが一番安全です。

銀行へ預け入れてもATMも有料だし、金利は驚くほど低い。また潰れてしまえば預けているお金が全く戻ってこない、というハイリスクな状況であれば、金融機関にお金を預ける人はいなくなるでしょう。そうなると、国内の金融システムが立ちゆかなくなってしまいます。そこで、たとえ金融機関が潰れてしまっても、預金の1000万円とその利息までは補償してくれる「ペイオフ制度」があるのです。

ペイオフの制度をうまく利用し、上手に資産・リスク管理をすることが大切です。ペイオフについてさらに詳しく見ていきたいと思います。